HAL-CAN Lab<はるかんラブ>って何?

HAL-CAN Lab<はるかんラブ>とは、
HALの感性(CAN)でものづくりをする実験室(Laboratory)です。
ラボで商品化したものをHAL-CAN Style<はるかんスタイル>として販売します。

 
それは、放課後のパワーをつぎ込んだプロジェクト
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キモノ好きにとっては、良い時代が到来しました。
ここ五年前くらいから、世の中は「第三次着物ブーム(※1)」。私が一年350日ペースでキモノ生活できるのは、ひとえに多くのキモノファンが自由にキモノを楽しむ風土と環境を作り出してくださっているからです。

私は、呉服関連の仕事をしているわけでなく、また着付け教室やお稽古事など着物を必要として着用しているわけではありません。
ただの着物好きです。着物が日常着だった最後の世代である母親や伯母の資産(お下がりと知恵と)を受け継ぎ、着付けも母から簡単に教わった程度で子どもの頃から機会を見つけては、特別な楽しみとして着物を着ていました。いつしか、それが自分にとって最も好ましいスタイルの一つになり、またキモノ道の奥深さにハマり、一年に350日くらい着物を着て過ごすようになっています。

こういうキモノの楽しみ方は、いまやめずらしいことではありません。インターネットの世界には、私と同様の「放課後のパワー」で爆走しているキモノファンの個人ショップやコンテンツがあふれています。放課後のパワーとは、「仕事とも遊びとも趣味とも区別はなく、だからこそ実にクリエイティブな活動」という意味で、糸井重里氏のコラム(※2)から拝借したキーワードです。

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ただの、着物好きが、なぜキモノの販売を始めたのか。
インターネットなどのビジネス環境の話は、どこか別のところで聞ける話なので、ここは一つ「はるかんラブ誕生話」に集約します。


上七軒のビストロで誕生してしまいました

(はる)ちゃんの感性で作るんだから、はるかんやね」と、命名してくださったのは、京都・上七軒の有名ビストロ「萬春」の伊藤さんでした。
2004年6月4日の金曜日、私は石川家が二代に渡って(父が学生時代に下宿、母がお着物御用達)お世話になっている西陣のEさんを尋ねて、「洋服地でキモノを作りたい」と無謀な相談していました(西陣の織元になんてことを--;)。
日常的に着る木綿やウールのキモノで、私の感性にピン!とくる柄行が、ない。国内に木綿の産地は多々あるけれど、いわゆる「粋」なタイプはたいてい超高価なものだし、一方手頃な値段のモノは「おしんちゃん」を連想させる柄が多くて気に入らない。だったら「ないものは、自分でつくるしかない」。Eさんは大変な聞き上手。私も調子に乗って、どんどん話は膨らんだのでした。

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洋服地で作るなら、うんとPOPで、キュートなキモノ。そう、「呉服」とか「お着物」じゃなく、カタカナの「キモノ」。帯やアクセサリーにも話が及んで、どんどんアイデアが浮かんできました。話が長くなりそうなので場所を「萬春」に移し、カウンターに座って話を再開した直後、「はるかんやね!」と伊藤さんが発案、「それ!使わせてください!」と私。
このとき、はるかんプロジェクトがスタートしたのです。
私の背中を押してくれた伊藤さんのネーミングセンスに感謝。そして私の無謀な想いに形を与えてくださったEさんに感謝です。


これからのものづくりの野望

すべては、自由で楽しいキモノライフのため。
フツーのユーザーほど、強力なものづくりの欲望に満ちているものです。それを自覚しているかどうかは別として、「こんなのがあったら」「こんな苦労がなくなったら」などなど、頭の中は思いつき満載です。これを間違った方法で引き出すと、ミスマッチな商品ができあがってしまうもの。商品開発とは難しい迷路を歩くようで、近視眼的に進めば迷うばかりです。

しかし、HAL-CAN Lab<はるかんラブ>には、優秀な外部研究員がいます。どんな風に優秀か、という話はコラムに掲載していきます※3が、私一人の視点だけでなく、いろんなキモノファンの「欲望」を形にしていきたいと思います。
まずはコットンのキモノから初めて、次はウールとデニムへ進みます。またアクセサリー類や下着、履き物など、「欲しいのに、市場にない!」もの全てにチャレンジしていきます。


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今お読み頂いている文章は、はるかんスタイルオープン時のものです。
ものづくりを通して、スタンスや考え方もどんどん進化していくことでしょう。
HAL-CAN Lab<はるかんラブ>の誕生エピソードは変わりませんが、店主の今に関してはお店の様子が物語ることでしょう・・・?

※1「第三次着物ブーム」・・・
現在のブームはこのように定義付けられているそうです。市役所の方に教わりました。もっと詳しく知りたい方は京都市産業観光局伝統産業課にお問い合せ下さい。
※2「放課後のパワー」・・・糸井重里氏のコラムより
「『放課後のパワー』というコトバは、朝日新聞で雑誌評のコラムを書いている時に思いついたコトバである。(中略)学校のカリキュラムの外で、会社の仕事の外で、確実に新しい知性が育っている。これこそが勉強で、これこそが研究、そしてこれこそがクリエイティブ(中略)」
※3 コラムを書く話は頓挫しておりますm--m。
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